生活習慣から便秘を改善
最近は、朝が忙しいなどの理由で朝食を抜いてしまう方が増えてきています。朝食を食べないでいると、胃や腸が正常に働かなくなってしまって、便意を感じにくくなってしまうことにつながります。このことがきっかけになって、便秘になりやすい体質に変化していってしまう恐れがあります。
そのため、朝食はきちんと食べるようにして、規則正しい食生活をするように心がけるようにしましょう。それによって、腸が刺激を受けて、腸の活動が正常になり、健康な人と同様に便意を感じることができるようになります。
規則正しい生活をすることは人間の正しいリズムなので、そのリズムに近い状態を維持することが大切になってくるわけです。
また、ダイエットをするときには食事制限をする方がいますが、そのときに朝食を抜いてしまうと、便秘体質に変化するきっかけになてしまうので、ダイエット中でも朝食を食べるようにしましょう。
次に、便意はあるのに、仕事が忙しかったり、恥ずかしい気持ちがあったりして、排便を我慢してしまった経験はありませんか?このようなことを続けていると便秘になりやすくなってしまいます。
このようなことは女性に多い傾向にありますが、便意があるのにトイレに行かないと、直腸性便秘という便秘になってしまう可能性が高まります。直腸性便秘とは、トイレに行くのを我慢することを続けたために、便がなかなか排出されないという便秘のことです。
こうならないためにも、便意があったら、トイレに行って排便をするようにしたほうがいいでしょう。また、便意がなかった場合でも、朝起きて朝食を食べた後にトイレに行くようにしましょう。このときには、数分間、排便をする体勢でいることが大切です。
これを続けることで、朝になったら排便をするというリズムを体が学習します。これにより、便秘になるのを防いだり、改善したりすることができます。