運動や食物繊維が嫌いな人のための便秘改善法

水分を摂取して便秘を改善

 

 

人体の6~7割近くが水分で構成されているため、水分はなくてはならないものです。この水分は便秘を改善するためにも必要なものです。水分を摂取することで腸は刺激を受けて排便をスムーズにすることができます。

 

 

また、水分は大腸で吸収され、腸内を掃除してくれたり、便を柔らかくしてくれたりします。これにより、便がスムーズに腸内を通ることができます。そのため、水分を摂取することで、便秘を改善する方向に導けるのです。

 

 

成人の場合、10キログラムあたり400ミリリットルの量の水分が必要です。体重が60キロだと2.4リットルほどの量となります。この量を摂取して便秘を改善したり、予防したりするようにしましょう。

 

 

通常、1日のうちの3食の全てで1リットルの水分を摂取している計算になります。そのため、水などで水分を摂取する際には、1日に1~1.5リットルほどの水分を摂取するといいでしょう。

 

 

しかし、一度に摂取しても便が出やすくなるわけではありません。一度に摂取してもむくんでしまうことにつながるため、小分けに飲むようにするといいでしょう。

 

 

食物繊維を摂取するときにも水分を一緒に摂取するようにするといいでしょう。不溶性の食物繊維の場合、水分を多く摂取しないと、便秘を悪化させてしまうことがあります。そのため、食物繊維以外にも水分を同時に摂取するようにしましょう。

 

 

水分にはいろいろありますが、次のような飲み物がおすすめです。カフェインの量が少ないほうじ茶や番茶・ペパーミントが入っている紅茶・生姜入りの紅茶・アップルティーなどです。

 

 

起床してからと就寝前にコップ1杯ほどの水を飲むことも便秘の改善に役立ちます。しかし、ケイレン性便秘の場合、過剰に腸を刺激してしまうため、逆効果になることがあるので注意しましょう。水以外にも、牛乳の場合は、冷たい状態ではなく、温めると、より効果が期待できます。